看護師フォトグラファーがお届けする
熊本ニューボーンフォト
自宅出産をお手伝いする助産師さんのお話会後編
2020.01.19ブログ
今回は
少人数のお話会でしたので
皆さんが
心に抱えている
解放したいことを
お話する時間がありました
集まった6人
そして
自宅出産をお手伝いする
助産師の村上さんと
村上さんがとりあげる
自宅出産の様子を
撮影される写真家の
児島さんを含め8人
共通点は
村上さんのお話が
聞きたいということと
お母さんであるということ
なので
子育ての話をしてくださいと
依頼されていたそうなんですが
みんなが
それぞれ心に抱えているものを
解放していったら
出産を通して
死の話に
なりました
思い描いていたお産ではなく
緊急帝王切開になって
急に死が怖くなった
夜や闇が怖い
周りの人の死や
ニュースが怖い
それでも
死と向き合わないと
いけないのだろうか
親の死は
一分でも一秒でも
先延ばしにしたい
例え
自発呼吸がなくても
存在しているだけで
良いと
子どもが出来てから
思うようになった
などなど
死について
怖いと思う気持ちについて
自分に正直に
それぞれの
死にふれた時の
経験をふまえて
死について
考えて話していきました
こういう話
心に留めている方
多いかもしれないけど
話しにくいですよね
表に出せないその気持ち
出すのにも
勇気もいったと思います
それを引き出せる環境に
村上さんや児島さんが
整えて下さったんだと思う
私自身
身近な死に直面する事が多く
死に向き合わざるをえない
人生を歩んでいて
まさかこの時
自分の死生観を
話す事になるとは思いも
よりませんでした
そんな中
私は
児島さんのお話に
とてもとても
救われました
沢山の出産を
近くで見させて頂いて
出産は苦しいもの
というイメージがあるかもしれないけど
呼吸を整えていくお産は
光に包まれている
でも
光だけではなく
闇の部分もあるのがお産
死も同じように
闇の部分に
注目されがちだけど
光もあるのではないかと思う
そんなお話でした
死にも
光があるのかもしれないなら
自分らしく生きること
命を全うすることが
少し
楽しみにさえ
感じる言葉でした
わたしは
出来事そのものは
その人の生き方だと
死も同じ
生まれるも
死ぬも
自然の摂理で避けられないもの
で、あるならば
自分と向き合う他ない
お産を通して
ご自身の人生を整える
自然そのものの
まっさらな赤ちゃんと一緒に
自然に生きていけるように
そんな風に
人生が整えられたら
産後に悩むことも
少し減るのではないか
本気でそう思いました
看護師で
ニューボーンフォトグラファーの私は
お産のお手伝い出来ないけど
一緒に整えて行くことは
出来るんじゃないかな
産後の子育てだけじゃなく
お産を通して
その方の人生を一緒に整える
そんな
ニューボーンフォト
なんだか
やりたいことが
見えてきたようです